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ネクタイ

ネクタイのディンプル

ネクタイの基本では、ネクタイの起源についてお話しました。

今回は、ネクタイのディンプルについてお話します。

ディンプルとは

ネクタイの結び目の根本にできるくぼみのことをディンプルといいます。

英語では[Dimple]と表記し、日本語では[えくぼ]という意味になります。

ネクタイを立体的に魅せるためのテクニックです。

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ディンプルは、ネクタイに更に装飾を施すというイメージになるので

特にお葬式等のフォーマルな場では嫌がられる場合があるので気を付けなければいけません。

又、幅の細いネクタイの場合ディンプルを作らない方が美しいといった意見もあります。

ネクタイを締める際、必ずディンプルを作った方が良いと言うわけでもないですね。

時と場合を見極め、おしゃれにスーツスタイルを楽しみましょう。

 

ディンプルの作り方については次回お話します。

 

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tie(ネクタイ)の基本①

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ネクタイといえば、ほとんどの方が同じものを連想するのではないでしょうか。

スーツスタイルにおいて、ポケットチーフよりもメジャーなアイテムですね。

その色や柄は様々で女性からのプレゼントとしてもよく選ばれています。

ネクタイの起源

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ネクタイの起源で一番有力と言われているお話しをご紹介します。

時代は17世紀まで遡ります。ヨーロッパで起きた30年戦争の頃に

ルイ13世を守るため、パリへと入城したクロアチア兵士たち。

そのクロアチア兵士の軍装が首に美しいスカーフを巻くというスタイルで

闘志を表し、とても勇ましく男性らしく、それは美しいスタイルでした。

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もともとは寒さをしのぐため等の理由からと言われていますが、

このスタイルがお洒落に敏感なルイ14世の目にとまったのでした。

ルイ14世はすぐにお抱えのテーラーに最高級で同じものを作らせ、

装飾品として身に付け始めました。

ネクタイはフランス語で「Cravate」(クラヴァット)と呼ばれていて

ルイ14世が側近に「あれは何だ?」と質問したところ、側近が

兵士のことだと勘違いし「あれはCravate(クロアチア人)です」

と答えたのをきっかけにそう呼び始めたと言われています。

ルイ14世が装飾品として付け始めたのがきっかけで、Cravateはヨーロッパ全域に広まっていきました。

ちなみに日本にネクタイを持ち帰ったのは、幕末に米国から帰国したジョン万次郎でした。

 

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