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スタッフブログ

ネクタイのディンプル

ネクタイの基本では、ネクタイの起源についてお話しました。

今回は、ネクタイのディンプルについてお話します。

ディンプルとは

ネクタイの結び目の根本にできるくぼみのことをディンプルといいます。

英語では[Dimple]と表記し、日本語では[えくぼ]という意味になります。

ネクタイを立体的に魅せるためのテクニックです。

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ディンプルは、ネクタイに更に装飾を施すというイメージになるので

特にお葬式等のフォーマルな場では嫌がられる場合があるので気を付けなければいけません。

又、幅の細いネクタイの場合ディンプルを作らない方が美しいといった意見もあります。

ネクタイを締める際、必ずディンプルを作った方が良いと言うわけでもないですね。

時と場合を見極め、おしゃれにスーツスタイルを楽しみましょう。

 

ディンプルの作り方については次回お話します。

 

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カフスの基本②

カフスの基本①に引き続きカフスについてご紹介いたします。

 

前回はカフスの起源についてお話しました。

今回はカフスを付けるシャツの袖の形についてお話します。

 

 

一般的によく目にするシャツの袖口にはボタンホールとボタンが付いています。

この一般的な袖口だとカフスは付けられません。

カフスを付けるには、ダブルカフス(フレンチカフス)という袖口を選びます。

このダブルカフス(フレンチカフス)というのは、

袖口が折り返してあるカフスボタンで留めるための袖口のデザインです。

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カフスを付けるのでボタンは付いていません。

付けるとこんな感じになります。

 

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ブルーのストライプシャツ袖にブルーの入ったカフスを合わせています。

 

カフスはとても種類が豊富なのでシーンや好みに合わせて

コーディネートを楽しめますね。プレゼントにも最適です。

 

カフスの商品ページはこちら

 

 

カフスの基本①

 

カフスとは?

正式名称はカフリンクスといい、

日本ではカフスやカフスボタンと呼ばれています。

カフスは衣服の両袖口のことを表す英単語で、

カフスボタンは和製語なのでどちらも俗称です。

俗称ですが、カフス又はカフスボタンで定着しているので

どちらかで呼んでいただければ良いと思います。

 

カフスの起源

その起源は、17世紀頃のフランスです。

当時、袖の装飾にはレースやリボンが用いられていました。

やがてそれらの代わりに金や銀のボタンを金属製の鎖で繋いだもので留めるものが流行しました。

これらの装飾はひとつひとつハンドメイドされていたので、上流階級の貴族等が付けるものでしたが

産業革命により大量生産が可能になったため、一般に出回るようになりたくさんの人々に浸透していきました。

 

ネクタイやチーフと同じく、メンズファッションを華やかに彩るアイテムのひとつとして

おしゃれ感度の高い人々のキーアイテムとなっていったのですね。

 

長くなりますので、カフスの種類については次回ご紹介いたします。

 

 

カフスの商品ページはこちら

 

GW

みなさま、GWどうお過ごしでしょうか?

竹村商店はGW休まず営業しております。

商品についてご不明な点等ございましたら是非お問い合わせ下さい。

それでは、良い休日を。

クラッシュ

chief(チーフ)の基本①でも登場したように、チーフには様々な折り方があります。

今回は手軽に華やかさをプラスできるクラッシュをご紹介します。

 

 

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クラッシュ

無造作にチーフの四隅を覗かせるスタイル。

カジュアルなパーティやジャケットスタイル等に向いています。

手順は途中までパフドスタイルと同じなので、一緒に覚えると良いですね。

 

 

 

折り方

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 広げた状態で、

てのひらに広げます。

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真ん中をつまんで持ち上げます。

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少し下を優しく握ります。

 

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反対向きに持ち直します。

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ポケットの深さに合わせて、

入れやすいように折ります。

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ポケットに入れます。

バランスを整えて完成です。

 

 

 

一見スリーピークスに似ていますが。

スリーピークスとは違いランダムになるので軽いイメージになります。

簡単な折り方なのでシーンによって上手く使い分けましょう。

 

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パフドスタイル

chief(チーフ)の基本①でも登場したように、チーフには様々な折り方があります。

今回はカジュアルな場で使えるパフドスタイルをご紹介します。

 

 

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パフドスタイル

カジュアルシーン向けの折り方。ふんわりしていて

相手の警戒心を和らげてくれそうな印象です。

軽めのパーティーやジャケパンスタイル、スーツスタイルでもラフにきめたい時に使います。

手軽にできますが、出来上がりのバランスをしっかり確認してください。

ただ突っ込んだだけのように見えてしまっては不格好です。

 

折り方

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 広げた状態で、

てのひらに広げます。

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真ん中をつまんで持ち上げます。

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少し下を優しく握ります。

 

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上のボリュームを残しつつ下部を

ポケットの深さに合わせ折ります。

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ポケットに入れて完成です。

 

 

 

パフドスタイルの一番のポイントは、ふんわり感を出すこと。

ポケットに入れる際、ふんわり感がつぶれてしまわないように注意して下さい。

 

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スクエア(TVフォールド)

 

chief(チーフ)の基本①でも登場したように、チーフには様々な折り方があります。

今回は簡単で、ビジネスを始め様々なシーンで使える折り方をご紹介します。

 

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スクエア(TVフォールド)

とてもシンプルで清潔感のある折り方。ビジネスシーンではこの折り方がまず間違いないでしょう。

少し改まったパーティや、重要な会議や接待、目立たず落ち着いた印象を与えたい日等に。

ビジネスではホワイトが良いですが、カジュアルジャケットの場合刺し色として少し覗かせるとお洒落です。

ちなみに、ニュースキャスターがこの折り方でよくテレビに出ていたためこのような呼び名になったそうです。

 

折り方

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 広げた状態から半分に

一回折ります。

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さらに半分に折り

正方形になります。

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両端を三分の一ほど折り

ポケットの幅に合わせます。

 

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下の部分を少し折り

ポケットの深さに合わせます。

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反対に向けます。

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ポケットに入れ完成です。

あえて上下を反対に差し込むと、

  きちっと折られたスクエアとは違い

  少し華やかでくずした雰囲気になります。

  好みやシーンに合わせて使い分けて下さい。

 

スクエアに向いているチーフは、麻や麻混等堅めの素材です。

  シルクは綺麗ですが、柔らかいのでスクエアに折りにくいです。

 

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セラピアン

当店で取り扱っているセラピアンのバッグのご紹介です。

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Serapian computer case single zip  ¥171,720-

まだ日本ではあまりメジャーではないブランド「セラピアン」

プラダやルイヴィトンのOEMを手掛けていたブランドで熟練の職人によりイタリア国内のみで作られている。

フランクシナトラが愛用していたことでも有名で、現在では各国のセレブリティに愛用されています。

使い心地、デザイン、質感、全てにおいて申し分なしの一押しのブランドです。

 

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付属品にショルダーも付いているので2wayでお使いいただけます。

中の収納も豊富で、バックの名前の通りコンピューターも入れられます。

 

セラピアン コンピューターケース シングルジップ ¥171,720-

 

ワンランク上のバッグを是非その手にいかがでしょうか。

 

スリーピークス

chief(チーフ)の基本①でも登場したように、チーフには様々な折り方があります。

今回は、最もチーフを必要とするフォーマルシーン向けの折り方をご紹介します。

 

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スリーピークス

三つきちんと揃った剣先は格式高い印象を与えてくれます。

結婚式やパーティー等で、真っ白で丁寧に折られたチーフの胸元を見ると

とてもしっかりとしていて良い方なんだなというイメージを受けますね。

二次会等の少しリラックスした場ではドットやストライプといった色柄物もお洒落です。

スーツやネクタイやシャツの色とのバランスを考えて、あまり派手になりすぎないようにするのが良いと言えます。

折り方

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広げた状態から三角に折ります。

なるべく綺麗に重なるようにします。

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左の角を持ち、右の角に合わせ

更に三角に半分に折ります。

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右下の角を上の角に合わせ

更に三角に折ります。

 

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上の三つの角を少しずつずらし

間隔を均等にしバランスを整えます。

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下の部分を、写真のように

ポケットの深さに合わせて折ります。

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右の角を、写真のように

ポケットの幅に合わせて折ります。

 

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裏返して形を整えて完成です。

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形が崩れないよう、ポケットに。

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折り方の向きを間違えると

逆に向いてしまうので要注意。

 

 

①の時に角をしっかりと合わせることによって綺麗な三角が三つ出来上がります。

ポケットに入れる際、慣れるまでは入れにくいかもしれませんが

慣れてしまえばスムーズに綺麗なスリーピークスを作ることができます。

 

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tie(ネクタイ)の基本①

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ネクタイといえば、ほとんどの方が同じものを連想するのではないでしょうか。

スーツスタイルにおいて、ポケットチーフよりもメジャーなアイテムですね。

その色や柄は様々で女性からのプレゼントとしてもよく選ばれています。

ネクタイの起源

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ネクタイの起源で一番有力と言われているお話しをご紹介します。

時代は17世紀まで遡ります。ヨーロッパで起きた30年戦争の頃に

ルイ13世を守るため、パリへと入城したクロアチア兵士たち。

そのクロアチア兵士の軍装が首に美しいスカーフを巻くというスタイルで

闘志を表し、とても勇ましく男性らしく、それは美しいスタイルでした。

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もともとは寒さをしのぐため等の理由からと言われていますが、

このスタイルがお洒落に敏感なルイ14世の目にとまったのでした。

ルイ14世はすぐにお抱えのテーラーに最高級で同じものを作らせ、

装飾品として身に付け始めました。

ネクタイはフランス語で「Cravate」(クラヴァット)と呼ばれていて

ルイ14世が側近に「あれは何だ?」と質問したところ、側近が

兵士のことだと勘違いし「あれはCravate(クロアチア人)です」

と答えたのをきっかけにそう呼び始めたと言われています。

ルイ14世が装飾品として付け始めたのがきっかけで、Cravateはヨーロッパ全域に広まっていきました。

ちなみに日本にネクタイを持ち帰ったのは、幕末に米国から帰国したジョン万次郎でした。

 

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